表計算ソフトのExcelで、集計表やグラフ機能を使ってデータ分析をしている方は多くいると思います。
例えば、特定の業務に特化したデータ分析で、データ件数も数万件程度であれば、Excelで十分対応出来ます。
では、どのような時にBIツールを検討すれば良いのでしょうか?
普段からExcelでデータ分析していると、「不便だな」と思うことも、それが当たり前になってしまっていることもあります。
振り返ってみると、結構な作業ロスがあったり、ビジネスチャンスを逃しているケースも少なくありません。
具体的には、以下の表に記載した内容に該当する場合は、BIツール導入の検討時期かもしれません。
操作性 | 扱うデータ量が多くなっているため、Excelを開いているパソコンのメモリを消費してしまい他のソフトを開けなかったり、Excelがエラーで強制終了することがある。 |
データ分析レポート | 集計結果を元にして、別の軸で集計するなど、集計する条件が複雑になってきた。 |
データ管理 | Excelブックのシートに保存したデータを書き換えてしまったというような事故が起こった。 行の制限(1,048,576 行)があるため、ファイルを分割している。 データ処理をVBAでプログラミングしているが、メンテナンスが大変になってきた。 |
セキュリティ | Excelファイルをパスワードでロックしているがデータと VBAで書かれた業務ロジックを1つのファイルに保存しているので情報漏洩リスクがある。 |